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小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第5話 原作のあらすじ&感想

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■意外な姿が恋のきっかけ?

義行の部下・佐伯が社宅に引っ越してきた夜、義行と佐伯の連携により風呂あがりの夏が、佐伯の部屋に届けものをしに行くことに。

夏が部屋に入ると、佐伯本人はPCの配線に手こずっている様子。大抵の女なら回避しようとするPCの配線関係はおろか、なんとPC本体をドライバーまで使ってあけて問題を解決してしまった夏。その鮮やかさに逆に佐伯の出る幕はなくなったしまったわけが、佐伯は、引越しで世話になりっぱなしなので、もらった酒で一杯やりませんか、と帰ろうとする夏を引き止めた。

 

ところが、高級シャンパンに口をつけた夏は、こちらも意外や意外、一気に飲み干してしまうほど酒に強かったのである。余らせても困る、と佐伯は夏に酒をつぎ足し…テンションの上がってしまった夏は、佐伯の部屋に残っていた引越しの荷物を片づけはじめるのだった。役者をしている佐伯の荷物は、映画や舞台のパンフレットが満載で、仕事をしていたころによく見に行っていたという夏と、佐伯の話は盛り上がる。

 

うっかり手元の狂った夏が本棚に入れたものを落としてしまう。見ればそれは夏が昼間、再々放送で見ている昼ドラの台本で、佐伯の顔をよくよく見ると、そのドラマに出ていた「青柳」だったことが判明。それをきっかけに、佐伯が当時のことを思い出しながら話し、「もうちょっと楽しんでやればよかった」…と言ったときには、夏はすやすやと眠ってしまっていた。

 

佐伯はその夏の顔を見つめながら、夏の“つかみどころのなさ”を思い返していた。少しちょっかいを出してやるつもりだったのに、「主婦」「母」なんて世間知らずで楽勝だと思っていたのに、夏のことはまったく読めなかったのだ。

 

そこで夏はガバっと起き上がった。「優美香、朝練だった!!スコート洗ってないっ」そして「おやすみなさい!お酒ごちそうさまでしたっ!」と佐伯がポカンとしている間に、夏はあわてて帰宅してしまった—。佐伯の心は、その姿を見て「おもしれぇ…」と、“ただちょいっかい出すだけだったのに”から少しだけ興味をもつような心境に変わっていた。

 

翌朝。上条家には、優美香の同級生である小牧良が朝食を食べにきていた。

しかし、優美香はまた怒っている。夏の顔がむくんでパンパンになっていたからである。夏が、ゆうべ佐伯の家で呑んできたことを告げると、当然ながら優美香は「は?」と朝から信じられないような大声で驚いたのだった。

 

優美香と良が食事を終えて、上条家を出たところで佐伯と出くわした。優美香は「ゆうべうちのおかーさんが、そっちのうち行って、お酒飲んで帰ってきたでしょ。うちのおかーさんもバカだけど、そーゆーのやめてもらえます?」と佐伯に噛み付く。佐伯は、「人に話すとき“うちのおかーさん”は“うちの母”、“そっちのうち”は“お宅”」、中3なのだからもう少しまともな日本語を使えと指摘する。悔しそうな優美香に「もうひとつ。キミのお母さんはバカじゃない。なかなかいい女だ」と、佐伯はたたみかけるように言って去っていくのだった。

 

そして、優美香と良が登校していく姿を車の中から見つめる姿があったーーー。

 

 

佐伯は適当にあしらってやるつもりだったはずなのに、夏の飾らない日常を見ているうちに心ひかれていってしまうのが、手にとるようにわかります。やはり大事なものを守る姿というのは、誰の目にも素敵に映るのでしょうか。生活感のある女には、どこか安心したものを感じてしまうのか…??

反対に、優美香は佐伯に警戒心むき出しです。どこか本能的に危険察知能力が働いて、それがこのストーリーのポイントになってきそうですね。

佐伯は、このあと夏に対してどうアプローチしていくのか、目が離せませんね!

 

 

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