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小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第4話 原作のあらすじ&感想

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■お古の体操着姿でも、おいしいおにぎりを作れる女は美しい

真樹夫を助けるために、かわりに階段から落ちた夏を受け止めた佐伯。甘い展開があるのかと思いきや、夏は佐伯を「ジャマだドケ」的な感じで突き飛ばし、真樹夫の無事を確かめます。

 

佐伯の引っ越し作業は夏のおかげでどんどん進み、そこで娘の優美香が登場。「なんで体操着きてんのよ!!そのかっこ!!なんなの!?」と。動きやすくて汚れてもいいし、優美香が捨てたものなんだから具合がいいと、見た目より、引っ越しの効率を優先させた夏に、他のチョイスはなかったのか、と優美香は怒り心頭に。

そこに化粧ばっちり、綺麗な服を着た佐伯を狙う若林が現れ、差し入れにデパ地下のデリを披露する。しかし、佐伯の友達連中は、オシャレすぎて食べられないものが多すぎる様子で、それを見た真樹夫が「おかーさんのごはんは?」と、朝から夏が作っていた昼食の存在をばらし、若林のデリを差し置いて夏のご飯を出すことになってしまうのだった。

「おいしいご飯を作ること」が家族のためだと思っている夏のおにぎりがおいしくないはずもなく、大好評のうちに引っ越しは終了。

 

帰り際、佐伯は夏に「すっかりホレちゃいましたよ。あの味にも奥さんにも(なんつって)」と笑顔を向けるものの、夏にはただの社交辞令と受け止められ、またいつでもお腹すいたら来てくださいね、と返される。

その一部始終を見ていた優美香は、佐伯が夏の気を引こうとしていたのではないか、と言うが、夏はまったく気にも留めない。

 

義行の元には何やらメール。

それを見た義行は、風呂から出てきた夏に、佐伯の家にLANケーブルを届けて欲しいと依頼する。タオルを首にかけたままの夏は、特に何も考える様子もなく、ケーブルを持って佐伯の家に向かうのだが…。

その姿を見た優美香は、父・義行に「おかーさんおフロあがりだよ。となり男の人だよ。一応おかーさんも…女」と言ってはみたものの、結局「ま、大丈夫か」と眠りについてしまう。

その義行にきたメールは佐伯から。内容は「LANケーブルを借りに伺ってもいいですか?というより奥様に届けて頂くのはどうでしょう。ちょっと刺激してさしあげようか、とか」というものだった。

義行が以前“妻を誘惑してほしい”と言ったことを、佐伯は実行しようとしているのだ。優美香に言われ、少し心配になった義行だったが、結局優美香と同じく「ま、大丈夫だよな」となってしまう。

さて、夏を「不感症主婦」と称した佐伯の“刺激”とはーーー??

 

思惑もむなしく「階段から落ちるのを助ける作戦」は無駄に終わり、ただただ、夏の息子への想いを知った佐伯。これで恋に落ちるほど、夏の「女捨て感」はハンパなかったということでしょうか。まぁそんなことで恋に落ちてしまうのは、本当に漫画の中だけのこと。

しかし優美香が何となく佐伯に警戒心を持っているのが好ましい。今まで「それでホントに女なの?」と言っていたのに、夜中に男の家まで届け物をさせる父に「お母さんも一応、女」と指摘するのは、正しいと思う。

平凡な家族の日常が崩壊するかもしれない危機感を持たない夏と義行の間で、一番正しい感覚をもっているのは優美香だけなのかもしれませんね。

それにしても、若林の残念さ加減には同情もできない。いるいる、こういうTPOをちょっと無視した女。

そんな若林の恋がどうなってしまうのかにも注目したいと思います!

続きが気になる方は

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