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小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第14話 原作のあらすじ&感想

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コミックシーモア

小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第14話 原作のあらすじ&感想

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■人を好きになるとバチがあたりますか?

試験が全然できなかった、と落ち込んで帰宅しない娘の優美香を探しに出た夏。負けず嫌いの割には打たれ弱い優美香のことが心配でたまらない。夏は、バチがあたったのだ、と思う。娘の大事な受験の日に、気持ちを受験に全部向けていなかった。佐伯から手紙をもらって浮かれ、返事を書き、ワクワクしていた。“母”じゃなかった。そして、どこかで見ているかもしれない神か仏に願うのだった。“娘が無事なら恋はいりません”と。

 

会社では、義行が息子の真樹夫からの電話を受けていた。母が帰ってこず、姉の優美香も帰ってこない、と。なるべく早く帰るようにするから、と義行は真樹夫に言い聞かせ、電話を切った。その話を聞いていた佐伯が、自分が帰って真樹夫の面倒を見ようかと申し出ると、義行はその申し出を有り難く受けとり、それをお願いした。そして、帰宅する佐伯を追いかけてきたのは、同僚の若林だった。

 

街で優美香を探す夏は、ふと我に返り、携帯電話をもっていないことに気づき、真樹夫が帰宅している時間であることを思い出した。慌てて家に帰ると、出てきたのは佐伯、そして若林と良、真樹夫だった。佐伯は、選手交代、優美香のことは自分と良が探す、なっちゃんは家で待ってな、と言う。

その様子を見ていた若林は“なっちゃん”と呼ぶ佐伯と、その夏との空気感になにかを感づいた様子だった----。

 

優美香は小学校にいた。お腹が減って、母のことを思い出す。「あんなにがんばったんだもん。落ちたとしても何もへこむことないよ。きっと木花女子が呼んでるんだよ。縁があるんだよ」と落ちた時に夏が言いそうなことまで想像できた。心配してるだろうな…と思ったところで、佐伯の声が優美香のことを呼んだ。

受験に落ちたかもしれない、と落ち込む優美香に、佐伯は腹をくくれ、と言うものの、わかったようなことを言うな、第一志望にどうしても行きたい、と優美香は冷たく言い返す。佐伯は「第一志望がなんだってんだ。第一志望が叶ってうまくやれてるヤツなんて、この世にどんだけいると思ってんだタコ!」と中学3年の優美香をどやすした。一方、一緒にいた良が、落ち込むのは自己採点してからでもいい、と言うと、佐伯が「彼氏いいことゆーねー」と冷やかした。良は「だから彼氏じゃない」と言いかけたのをやめ「彼氏…でもいいよ…このさい。なんでも助けるから…とりあえず帰ろーぜ」と、遠回しに優美香に告白をしたのだった。

 

優美香が帰宅すると、夏は優美香が想像したいた通りの“木花女子があなたを呼んでいる”と言った。その言葉に優美香は笑いながらも、自己採点をするから良の家に行ってくる、と告げた。こんな時間に…と夏は不審がったが、佐伯は良と優美香のことを説明し「恋の力はかくもでかいと!」と締めくくった。

しかし、母親としての夏は、夜に子どもが2人っきりでいるのは良くない、と佐伯の言葉を全否定し、優美香を連れ戻そうと集合住宅の外に出る。「もううちのことはほっておいてください」と。

佐伯はその言葉に「なにソレ」と疑問を投げかけた。「バチがあたったんですってば。優美香のこの大切な時期に、あたしってばふらふらして、よこしまできたない気持ちでうかれてて、あなたとのことでいい気になって、バカみたい、目をさませって言われたんだわ。こんな騒ぎ…」と優美香の今回のことで、佐伯との関係を終わらせようとする夏。佐伯はその言葉に、夏の佐伯に対する気持ちが汚くて、佐伯とのことで優美香の受験の出来が悪くて、結局のところ佐伯自身が原因ってことなのか?とショックを隠しきれない。しかし、佐伯は、夏に会ってからずっと楽しいし、夏の母親ぶりはどこに出しても恥ずかしくない、人を好きになることでバチなんか下ってたまるか!と夏のことを抱きしめた。

抱きしめたことで優美香は受験に落ちるのか?天罰が下るのか?そんなのは関係ないし、もしそんなことになったら自分は夏の前から消える、と佐伯。そして夏は、抱きしめてきた佐伯の背中を抱き返しながら、子どものことが命よりも大事、だけど、佐伯のことも大事なんだと思ってしまっていた---。

そして、その姿を影から見てしまった若林は困惑を隠せなかった。

 

そして優美香の合格発表の日。優美香は良とともに無事に合格した。そして、夏は佐伯に手紙を書いた。“本人の頑張りがちゃんと報われました。これからもよろしくお願いします”と。

 

 

日本人特有なのだろうか。◯◯するとバチがあたる、という考え方。その気持ちの機微がよく伝わってきて、とても共感できた。どうして人はそんな非現実的で非科学的なことを考えてしまうのだろうか。けれど、それを考えるのをやめることはできない。だからこそ、佐伯の言葉にハッとさせられてしまった。

バチがあたるバチがあたると思っていると、読んでいるこちらもハラハラした。めでたく優美香は合格、良とも付き合うこととなり、今までの優美香の頑張りが結果としてきちんと認められ、ホッとした回となった。

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