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小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第11話 原作のあらすじ&感想

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コミックシーモア

小田ゆうあ作「ふれなばおちん」第11話 原作のあらすじ&感想

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■いくつだろうが「カワイイ」はうれしい

朝、上条家では義行が、夏がいないと言って起きてきた。なんと夏は、朝からウォーキングに出ていたのだ。いつもなら近所の人と一緒に始めて、だんだん仲間が減って自然消滅するオチだったのに、今回はひとりで、しかもそれなりに継続している。その成果か、日々夏の体重は落ちてはいる。が、結婚前の体重に戻すにはあと10kg、道のりはまだ長いようだ。

放置してきた肌の手入れにも気が向くようになった。小牧からのアドバイスを信じ、無添加の石鹸で顔を洗い、海外旅行の土産でもらった化粧水をつけ、さらに朝から口紅までつけて家族の前に出る。…しかし手慣れない夏は、結局その口紅を落とされ、優美香の少し色つきのリップをつけられる。「口紅ぬる前に、そのボサアタマとかなんとかするのが先!」と言われながら。

 

一方、先輩としてアドバイスをしている小牧は、夏からのメールを読んでいた。先日の意を決したような相談から、たまにメールのやりとりをするようになっていたのだ。夏は、小牧の息子・良のことや、日々のことを伝えて来ると同時に、キレイになるための相談を小牧にしてくる。朝、優美香に言われた言葉が響いたのか、今回は美容院についての質問だった。夏の変わり様に、小牧は、夏の相手はいったいどんな男なんだろうーーーと考えていた。

 

その相手、佐伯は仕事をしながら雪の日のことを思い出していた。夏は旦那である義行の傘の下で、困った顔をしながら自分を見ていた。

ふと視線をずらせば、その義行がいる。「うちのやつ、女捨てちゃっててね。キミみたいなのがまわりウロウロしてくれたら少しはマシになるかも。頼むよ」と言ってきたのは義行だ。その義行の本気ともつかない要望は、予想通りになったのだが、佐伯が夏に本気になってしまったのは予想だにしなかっただろう。“課長、あんたの傘の下にはいさせない。なっちゃんもらうよ”と、佐伯は義行を見ながら誓った。

 

その佐伯の顔を、今度は若林が観察していた。目があった佐伯は笑いかけてくるが、それは作り笑いに違いなかった。先日の飲み会で、携帯メールを見て中座したときの佐伯の顔は尋常ではなかったし、よほど入れ込んでいる女なのだと、若林は悟る。

若林だって、自分を磨くことは怠っていない。月2のエステ、週1のネイル、仕事だって手は抜いていない。その努力が報われず、佐伯が見ているのはどんな女なのかと思案する。自分と真逆か、カワイイ系か、おっとり癒し系か、劇団仲間のアート系か…

 

そしてその女、夏は、小牧から教えてもらった美容室を訪ねていた。小牧からは、店長でもあるその店の奥さんを指名しろと言われていたが、急ぎの用で外出してしまっていた。優美香の学校の三者懇談の時間も迫っていたため、夏は言われるがままに、別の若い美容師にカットしてもらうことになる。

その美容師は、夏の相談にのる気はあまりなく、カット雑誌を数冊出してきた。夏は“50代からのマダムヘア”という文言に驚いたものの、無難なヘアカットを指定し、シャンプー台へ。その美容師は、シャンプー中に夏の顔に湯を飛ばし、さらに勢いよく髪をカットしようとしている。だんだんと不安になっていく夏だったが、そこへちょうど指名した店長が戻り、担当を代わってくれることに。若い美容師は夏が雑誌を見て指定した「前下がりのボブで」と引き継ぎをするが、店長は夏の髪を触り、夏の髪質では上手くセットができないのでは、と、嫌でなければせっかくだから変身しません?と提案してきた。

そして、完成した夏の髪型は…パーマをかけたゆるふわのかわいい系。先の若い美容師も、店内にいた客も、若返った!似合っている!と褒めてくれる。店長も「我ながら上出来。なんかいじりたくなってきちゃった。まゆ毛カットさせて」と上機嫌で夏のイメチェンをさらに進めていくのだった。

 

一方、優美香は学校の廊下で夏が来るのを不安に思っていた。また変な服装や、変な化粧をしてくるのではないか…と。しかし、目の前に現れた夏は、優美香の不安をいい意味で裏切るような姿で驚愕する。

そして懇談が終わり、優美香は夏とふたりで夕食の買い出しをしていた。野菜を選ぶ夏の横顔を見ながら、ダイエットしてみたり、化粧をしてみたり…ここのところ夏はどうしてしまったのだろう?と優美香は思っていた。

 

家までの帰り道。優美香と歩いていた夏は、熱っぽいからと早退してきた佐伯と偶然会ってしまう。佐伯は、夏のその変貌ぶりを見て破顔し、夏の頭を触り「かわいい。いいよ。似合ってる!」と。その言葉に真っ赤になってしまった夏を見て、優美香は「ヤダおかーさん赤くなってる。カワイーとかいわれて嬉しいの?そのトシでも」と微妙な視線を投げかけてくる。

“そのトシでかわいーとか言われてうれしいの?”ーーーうれしいに決まっている。長いこと誰も夏にそんなこと言ってくれなかったのだから…。

 

 

 

小牧、佐伯、若林、そして夏。それぞれの視線で描かれる今話の物語。夏の美への目覚めを中心に、それぞれの想いが浮き彫りになって交錯していく様子が見えてきます。ここで描かれない夫・義行は今、何を感じているのかが気になりますね。

日常を描いた閑話ともとれる今話ですが、夏と佐伯の気持ちは前進してしまっているようです。穏やかにも見える人間関係が、このあとどのように展開していくのか、目が離せません!

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